
ブライアン・ウィルソン以降のスタジオワークによる美しいサーフ・コーラスと、ここ近年のエレクトロニカが融合した奇跡的なコンセプトアルバム。デスキャブ(か、それ以上)の叙情的な泣きメロが郷愁を誘う。アートワークも万全。メンバーはMarco Panella,Tyler Gibbons,Joe Weisenthalの3人。それ以上の情報はなしで、どうも、これがデビュー作でかつコンセプトアルバムになっていて、少年期に恋した女性を追い続ける男の悲しい話を13曲を通じて歌っているようだ。全編を通したペシミスティックな感じはそこから来ている。
年末にJETSETさんで購入したのだが、多忙につきまともに聴いていなかくて、ここ最近現場のnotebookに入れてふと聴いていてあまりの素晴らしさに感動。こんなに良質なのにアマゾンには売っていない。これからのレコード屋の生きる道はそこではないか。アマゾンに提供しない良質なレーベルをつくりCDをリリースする。本当に良いものが選択されて生き残る時代のはずだ。