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アルケミスト - パウロ・コエーリョ

もしかすると小学生にでも読めるかもしれない平易な文章と、ファンタジーにも似た寓話性の強いストーリーと、訳者の山川夫妻のクレジットに、「ありがちなスピリチュアル系の本だな」と、騙されてはいけない。この本は聖書にも似た重さが十分に含まれている。シンプルな文章というのは、決して平易でつまらないということではない。平易だからこそ、逆に余白が生まれ、余白の中に思考する場所が生まれる。すべての宗教の言葉は、シンプルであるがゆえに尊く響くのだ。パウロ・コエーリョによる「アルケミスト」はそういう資質を持っている。後世にまで残り、語り継がれる本というのは決して多くない。

道に迷ったときは、羊飼いの少年さながらに僕はこの本をもう一回読むことだろう。
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