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今夜、列車は走る



出口の見えない絶望のトンネル。その先にあるものは…。

廃止される路線、職を失う鉄道員たち。底には底があり、それでも人はなんとか生き続ける。まったく先は見えない。手繰り寄せられ絡まる糸のように弄ばれる不幸な人々の運命。絶望の連鎖。運命は意志の力で変えられるのか。それとも…。

「僕たちには世界を変える力がある」。その強い意志こそが未来を開く扉の鍵となる。

出口の見えない絶望のトンネル。その先にあるもの。それは、光。
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ダークライ

そういえば初日の10周年目のポケモン映画「ディアルガVSパルキアVSダークライ」を見に行った。これでデオキシスから4作連続。ダークライの声優が石坂浩二。ウーとかガーとか帰れ~しか台詞がないのだがさすがの存在感。脇役にしょこたんとロバート。今回はディアルガVSパルキアという神と呼ばれるポケモン2匹が神なのに大暴れ。兄弟でじゃれあっている内に、まちがって強めの肘がつい兄の頬骨あたりに命中し、本気の兄弟喧嘩に発展してしまったという下町人生にありがちな展開の理不尽バトルが大迫力で展開。寺内貫太郎一家のアレである。近所迷惑もはなはだしい。

でもとても面白い。世界で最大の楽器でもある時空の棟は天才建築家ゴーディの作なのだが、当然ガウディのサクラダ・ファミリアのポケモンワールド版で、感動的なしかけで兄弟喧嘩を収める役目を果たす。この映画の後に、ガウディ建築が本当に実在することを子どもたちに教えたかった。ポケモンはそのまま教育ツールとしても役に立つのではないかと真剣に思っている。この作品をみて建築家になりたいといいだす子どもが出てくることを願って止まない。

ジダン 神が愛した男


往復書簡。残業中のA氏より。深夜1時。

『ジダン』いかがでしたか?意外にもO氏は大絶賛で、あの後ラーメン食べながら熱く映画のことやモグワイの音楽のことを語っていました。

なかなかストイックな映画で、もう少し若い頃のジダンだったらもっと良かっただろうなぁとは思うものの、モグワイのサントラも素敵だったし、まずまずでした。

あの映画を見ると、普通の映画がいかに嘘っぱちで、過剰に物語を仕掛けていて、会話に依存していて、演劇的かということがわかります。なにしろ『ジダン』は90分の試合をそのまま90分の時間として上映しているわけだから、そこには映画的に飛躍した時間軸もなければ、凝縮された時間もなくて、まぁあってせいぜいTV中継のリプレイだけだから、ほとんどコンセプトはドラマの『24』と同じわけで、『24』が興味深かったのは回想シーンが一つもないことで、『ジダン』も下手に過去の名プレイとかインタビューシーンがなくてよかったなと思います。ヴェンダースか誰かの映画で、車がトンネルの中を数十分間ひたすら走るシーンをカットなしのリアルタイムで見せているのがあって、観客も評論家も退屈で死にそうになるんですけど、これが実際のリアルライフの数十分だとあっとういうまに過ぎていくんですよね。でもでも、スポーツ選手っていうのはピッチやグラウンドの上ではまさに映画の登場人物のように観察され分析され消費されているのだから、つまり映画的伸縮のない時間軸の中を映画的に生きなくてはいけなくて、つまることころ『ジダン』で表現したかったのはそういうアンチリアリスティックリアルなのだろうと、思うわけです。



返信:おはよう。すごい時間やな。

退屈といえば非常に退屈な映画だったんですけど、ちょっと視点を変えただけで、サッカーの試合というのはこうも変わって見えるのかというのも、一つの発見でした。モグワイのダークでドローンな音楽は映画を支配する迫力で、さらにケヴィン・シールズをクレジットで見つけたときはちょっと泣きそうになりました。試合中ジダンには密着マークとか着いていなかったり、ほとんどチームメートと会話がなかったり、英雄の孤独感がすごく印象的でした。ロベルト・カルロスとなにやら談笑していたすぐ後に、自分とは関係のない乱闘に加わって、レッドカードをもらうシーンがありましたが、ジダンの言葉を借りると「それは不意にやってくる」のでしょう。ワールドカップの最終戦の退場劇と重なりすぎるのが怖いのですが、「試合は断片的にしか覚えていない」彼のことですから、頭突きはほとんど無意識に出たのだと確信できます。試合中には神が降りてきていて、ジダンに乗り移ってサッカーを楽しんでいるのかもしれません。彼のプレイは実際神懸かり的でしたから。この映画はサッカーを楽しむ映画ではなかったので、レンタル屋で「ジダン・スーパープレー集」でも借りてきて補完しようと思います。



ハイジ+マナフィ

夏休みなので子どもと映画に2本ほど。マナフィはさすがの完成度で、ポケモンシリーズにはずれ無しといったところ。ハイジは、日本人のわれわれ世代にとっては高畑監督のアニメがあまりにも、脳内奥深くにまで住み着いているのでどうしても比較してしまうのですが、まずまずの作。原作に忠実らしく、丁寧に作ってある感を受けました。アルプスの自然の雄大さは十分に堪能出来ます。白やぎユキちゃんとか、ヨーゼフとかは原作には出てこないんだ・・・。

ミュウと波動の王者ルカリオ

すいません、泣きました。僕と娘。息子は泣きたいとこをがまんしたそうです。去年もデオキシスを見たわけですが、今年のほうが感動の作品でした。子供向けとはいいつつも大人も十分楽しめる内容だったと思います。難しいことを考えず、がんばれサトシ、負けるなルカリオと、応援してしまいました。夏休みは童心に返って楽しみましょう。ストレス発散できました。まあ、ストーリーに若干疑問点がないこともないのですが、批評するようなものではないので良しとしよう。最近できた二条の東宝は、きれいだしあまり人もいないし子ども連れにはいいと思います。オススメです。劇場で売っているポップコーンは半端なくでかいです。びっくりしました。

テーマ : 見た映画
ジャンル : 映画

ジョゼと虎と魚たち

妻夫木は魅力的な男ではないか。原作はあまりぴんとこなかったのだが、映画はよかった。身障者というヒロインの設定をことさらに強調することもなく、平坦に扱おうとするところは好感が持てた。この映画が魅力的なのは、(1)妻夫木という役者の魅力(2)しっかり脱いだ池脇の女優気質(3)音楽がくるりというところにある。ヤンキー車でドライブするときの、マイナー調の「ハイウェイ」は泣ける。歌詞も含めて、名曲であることに間違いない。

僕が旅にでる理由は大体100個ぐらいあって
ひとつめはここじゃどうもいきがつまりそうになって
ふたつめは今宵の月がぼくをさそっていること
3つめは車の免許とってもいいかなあなんておもっていること

このさい無免許運転?という疑問はさておき、要するに旅にでるのにはたいした理由もいらない。ヤンキー車でのロードムービーになればなお面白かったんじゃないかと思った。鉄道系ロックバンドくるりの才能の片鱗が垣間見える気がした。

指輪物語

ようやく全3作見終わりました。3時間x3作で9時間。達成感さえ感じてしまう超大作です。ドラクエ世代、指輪物語ファンとしては、あのトルーキンの世界観をどう映像化するのかが一番の関心事だったのですが、実写とCG合成の技術の進歩で(もちろん監督以下すべてのスタッフの知恵と努力で)、最高の完成度で表現してくれました。拍手。

ストーリーが面白いのは原作で保障ずみ、ただし原作もなが~いので、体力&知力勝負が読み手にも要求されるまさにRPGの元祖。映画のストーリーもほぼ原作を忠実に再現。特に主人公フロドのへたれ具合が気に入ってます(笑)。ガンダルフ、アラゴルン、その他のキャストも期待通り。で、問題はサム。僕的には指輪物語=サムというぐらい彼の活躍、従者として主人フロドを忠実に助ける彼の行動こそ主役級、というか後半クライマックス時には彼こそ主人公とおもってます。残念ながら映画ではそこまで活躍しません。

フロドが、「この本を書き上げるのは君だ」と途中まで書いた冒険の書を渡すシーンが映画でもありますが、語り部として最後の記録を残すのはサムなのです。彼がいたからこそ、この壮大なる冒険談が後世に残されたのだということも、指輪物語=サムの物語と言ってもよい証拠のひとつなのではないでしょうか。

ダイナマイト関西すごい

20041220095535.jpgダイナマイト関西。後輩のN君に借りるまで全く見たことがなかったんですが、とにかく面白い。鬼気迫る大喜利の応酬です。笑点の大喜利なんてやはり茶番です。おまけの予選も、本戦以上の面白さです。見なきゃ損します。キムキム兄やんも最後で言っていたように、お笑いは「文化」であることを感じました。

出演者もすごい顔ぶれ。個人的には元ジャリズムの渡辺鍾さんを応援してたり。ただし、amazon!紹介のしかた間違ってるやろ、『出演: ケンドー・コバヤシ, 河本準一, その他 』。その他の方が比重重いやんけ。ケンコバはいいけど、河本って料金外なんでしょう(笑)。ダイナマイト関西主催のバッファロー吾郎の竹若さんは、僕と同い年で友達の友達なので優勝して良かった。やっぱり一番さえていた。
沸きこぼれる煮汁:土井正晴
すごいの一言。解説の「息子さんのほうですね。」にも一票。

これに反して、テレビで眼にするバラエティなどは、文化のあるお笑いとはいえません。単なる瞬間的、刹那的に視聴率を稼がんとするための単なる1手法にすぎません。落語のほうが漫才やコントより文化度高いといわれてますが、ほんとのところどんなもんでしょう。(練習とかは厳しそう)。バラエティに進出していない芸人の方が面白いのって不幸なことです。ある意味吉本の底力をおそれずにはいられません。

こんな番組がゴールデンに進出して欲しいなあ。本当に面白い男こそ世界を幸せにしてくれると思うんですけどねえ。
「人生の9割は絶望である。残りの1割を希望に変える力は、笑いのセンスである。」
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