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iTouch 


久しぶりのエントリです。ちゃんと生きています。yoshiiiです。腰から肩胛骨にかけて痛みがあります。背中がガチガチになっており、運動不足も甚だしい状況です。うちの奥さんがiMacを買った便乗でiTouchを同時に買っていただきました。アカデミック割引がPTA役員もなんて素敵です。iTouchのよいとことは「電話が付いていない!」ことでして、もう携帯電話恐怖症、トラウマティックモバイルフォンな私としては嬉しい限りです。これにカバーをつけるかどうかは賛否両論なところでしょうが、どうせ息子とか犬とかにガジガジされて傷だらけになることは目に見えてますから、私はつけました。ヨドバシポイントでね。で小さい埃がどうしても付くのをガムテープで退治しつつ小一時間の苦闘のすえ綺麗にシールが貼れたので感無量です。でもちょっと寝てる間に息子がギザギザの爪で引っ掻いて、早速傷つけてました(号泣)。あるいみちゃんと保護しておいて良かったとも言えます。
さっそく、CDからMP4を入れたり、ゲームを導入したり、写真を入れたりして愉しんでいます。そうそうiTunesが「The Sea/The Boats In The Bay」を「William Basinski/2062」と誤認識したのですけど、、そんな誰も分からないようなマニアックなバンドのアルバム同士を間違うあたり、私のハートをグッと掴んで離さない素敵さ加減です。
ゲームといえば、これ。この世界観となんともいえないプレイ感。緊縛プレイにどきどき。Free版あります。

[ 2009/05/07 19:14 ] お買い上げ! | TB(0) | CM(0)

パワーアップ 


ランチなるものに参加してきた。盟友Kの経営する「こめたび」X「graf」と聞いただけで美味しそうだ。grafさんについては説明するまでもないので省略。「こめたび」は秋田のおいしいお米をとおして人と人の繋がりを深めていこうというKならではの人情味あふれる発想。grafの堀田シェフが秋田の米とか野菜を美味しく調理してくださると聞いたらそれだけで涎がでるというもの。写真は、古代黒米とあさりと菜の花のリゾット。バターの風味とぴりっとした菜の花の古代のお米のハーモニー。ともかくうまい。おいしいものをだベルと元気がでるのだ。
[ 2009/03/04 16:26 ] いろいろ | TB(0) | CM(2)

卵の側に立つ 

村上春樹のエルサレム賞の受賞スピーチが話題を呼んでいる。

英語だけど引用。

So I have come to Jerusalem. I have a come as a novelist, that is - a spinner of lies.

Novelists aren't the only ones who tell lies - politicians do (sorry, Mr. President) - and diplomats, too. But something distinguishes the novelists from the others. We aren't prosecuted for our lies: we are praised. And the bigger the lie, the more praise we get.

The difference between our lies and their lies is that our lies help bring out the truth. It's hard to grasp the truth in its entirety - so we transfer it to the fictional realm. But first, we have to clarify where the truth lies within ourselves.

Today, I will tell the truth. There are only a few days a year when I do not engage in telling lies. Today is one of them.

When I was asked to accept this award, I was warned from coming here because of the fighting in Gaza. I asked myself: Is visiting Israel the proper thing to do? Will I be supporting one side?

I gave it some thought. And I decided to come. Like most novelists, I like to do exactly the opposite of what I'm told. It's in my nature as a novelist. Novelists can't trust anything they haven't seen with their own eyes or touched with their own hands. So I chose to see. I chose to speak here rather than say nothing.
So here is what I have come to say.

If there is a hard, high wall and an egg that breaks against it, no matter how right the wall or how wrong the egg, I will stand on the side of the egg.

Why? Because each of us is an egg, a unique soul enclosed in a fragile egg. Each of us is confronting a high wall. The high wall is the system which forces us to do the things we would not ordinarily see fit to do as individuals.

I have only one purpose in writing novels, that is to draw out the unique divinity of the individual. To gratify uniqueness. To keep the system from tangling us. So - I write stories of life, love. Make people laugh and cry.

We are all human beings, individuals, fragile eggs. We have no hope against the wall: it's too high, too dark, too cold. To fight the wall, we must join our souls together for warmth, strength. We must not let the system control us - create who we are. It is we who created the system.

I am grateful to you, Israelis, for reading my books. I hope we are sharing something meaningful. You are the biggest reason why I am here.


(日本語訳)
http://maturiyaitto.blog90.fc2.com/blog-entry-139.html
http://ahodory.blog124.fc2.com/blog-entry-201.html

政治的でもなく、英雄的でもなく、ただ小説家としての信念を通すために受賞に行き、小説家としていま語るべきスピーチを行ったのだ。批判することは簡単だ。そして行動することは難しい。じっくりと英文を読んでみようと思う。
[ 2009/02/17 19:01 ] いろいろ | TB(0) | CM(8)

Mくん 

Mくんは息子の幼稚園時代の友達である。Mくんは、僕を呼ぶとき「おーい、ヨッシー」っていう。とても愛嬌のある声で「ヨッシー」っていう。だからどうだってことはないのだが、普通に「○○くんのパパ」とか言わないで、いきなり「ヨッシー」である。友達だとおもってくれていたのだと信じている。僕はその声が忘れられない。

忘れられないと書いたのはもう二度と聞くことが出来ないからで、突然に、そう、あまりに突然にMくんは天国へいってしまった。

いろんな想いが交錯して、頭の中はぐちゃぐちゃで、とても悲しかったり、Mくんのためにも悲しんではいけないと思ったり、こうやって言葉にならない言葉を綴ってでもいないと落ち着かない。何回も寝ているうちの子どもたちを見ながら、不安と安心との境界に立っている。

天国はどんなところか分からないけれど、そんなにも早くに神様が連絡をよこしたということは、向こうでもきっと危機みたいなものがあって、それこそ100年に一度のピンチが来ていて、Mくんにしか出来ないことがあって、呼ばれてしまったのだ。Mくんの持つ、どこまでもどこまでも無垢な、穢れのない純粋が必要だったのだ。

こっちに残された僕らは、悲しむのは明日までにする。やっぱり。そこからは君の活躍に恥じないよう、負けないよう、がんばっておくことにする。いつかまた会ったときに「おーい、ヨッシー」って声を聞かせてくれないか。それはきっと変わらない声だろう。いつまでも、いつまでも変わらない天使の声だろう。
[ 2009/02/15 02:06 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)

読む力・聴く力 

その晩恋人にキスを拒まれ彼は思う
この世は読まなきゃ行けない物で一杯だ
人の心を読むのに比べれば、
本を読むのなんて楽ちんなものだ

だが言葉でないものを読むためにこそ
ひとは言葉を読むものでなかったか
彼はふたたび恋愛論に戻る
ため息をつきながら
コンドームを栞代わりにして


谷川俊太郎 「恋する男」より

言葉には不思議な力がある。「言葉でないものを読むために、言葉を読む」。すぐに字面だけで判断してはいけない。小説を読むにしても、詩を読むにしても、そこに書いてあること「以外」のことを読むということが、読むことの喜びである。「聴く」ことに関しても全く同様のことが言えるのだと思う。相手の言葉の奥にある何かを聴くのことが、本当の「聴く」という行為なのだ。

立花:〜ああいう一行の、すごくいい詩句が生まれた瞬間というのは、おそらく洞察の一瞬みたいなのがあって、谷川さんの頭の中でこねくりまわして出てきたものではなく、ある瞬間に突然でたものですね。
谷川:そうです、自分でもわかりません。

谷川俊太郎のすごいところは、「わからない」と言い切ってしまっているところであって、自分でも分からないところに詩の秘密があるのだと思う。分からないからこそ、魅力的で深い意味を包含しているのだ。分かり切ったことを書くのであれば書く必要がないし、読む側としても読む必要もない。谷川は言葉にならないことを言葉にしたと宣言しているわけで、そこで此方としても言葉にならなかった部分を勝手に想像して読むというのが読む楽しさなのだと宣言したい。

「自分でもわかりません」なんていつかは言ってみたいと思う。
[ 2008/12/12 15:57 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)

われらが歌う時 - リチャード・パワーズ 

現代アメリカを代表する知性派リチャード・パワーズによる上下巻合わせて1000P近い大作。天才混血歌手、正確にはユダヤ人の父と、黒人の母を持つジョナとそのファミリーの人生を記した一代サーガ。物語は弟であるジョセフが綴っていくのだが、この家族を通して、パワーズは人種問題をそしてアメリカ社会の問題を描き出す。いや、人間全体を描きだすといってもいいだろう。1000ページものあいだ全く飽きさせないストーリーテリングの能力と、詰め込まれた博識と、文字の紡ぎ出す音楽。これは単なる小説である、音が聞こえるわけがない。が、奇跡的に美しいジョナの声は、きっとあなたに届く。そしてこの本は、奇跡的な至福の時を保証する。秋の夜長にどっぷりと読んでほしい。

[ 2008/11/28 12:12 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)

今夜、列車は走る 



出口の見えない絶望のトンネル。その先にあるものは…。

廃止される路線、職を失う鉄道員たち。底には底があり、それでも人はなんとか生き続ける。まったく先は見えない。手繰り寄せられ絡まる糸のように弄ばれる不幸な人々の運命。絶望の連鎖。運命は意志の力で変えられるのか。それとも…。

「僕たちには世界を変える力がある」。その強い意志こそが未来を開く扉の鍵となる。

出口の見えない絶望のトンネル。その先にあるもの。それは、光。
[ 2008/10/10 22:52 ] 映画+ビデオ | TB(0) | CM(0)

Sleep Well - Electric President 

1stが21世紀に入っての最高傑作(まったく個人的に)だったElectric Presidentのセカンド。その間に出た、BenのソロプロジェクトのRadical Faceもこれまた最高です。今回のセカンドはよりドリーミーな落ち着いた至高の一品。タイトルからしてもそうなのですが、ベッドから出たくない、またはゆっくり落ち着いて寝たいという諸氏のためのアルバム。前作はファーストにしてピコピコメロディの究極にたどり着いた感がありましたが、この2作目ではさらに時間空間を掘り進め、しっとり感というかフォギーというか、そう、夢の中サウンド全開です。暗いところが落ち着く方へおすすめ。2ndにして円熟。たまりません。
[ 2008/09/29 11:26 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)

満を持して 


登場したGoogleからのブラウザ。ちょっとつかってみたがなかなか快適。もう手放せないくなったGmail,Gmap,それと本家検索エンジン。それらはすべて「ブラウザ」が無いと動かない。そのブラウザ自信をGoogleは作っていなかった分けで、ここにきて投入ということはいよいよ地固めか。「成長するのが早ければ早いほど、失っていくのも早い」と、有名な漫画のセリフにあったが、Googleの勢いはとどまるところを知らないように見える。IE,Firefox,Safari,Operaにつづき本命のブラウザ降臨。
[ 2008/09/25 11:16 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)

虫の知らせ 

久しぶりに書くのだけれどまたしても人が亡くなった話で、どうも虫の知らせというかテレパシー能力というのが人間には備わっているのだと思う。感知する能力の個人差によって行動に幅が出るのは仕方ののないことで、僕の場合は葬儀の日に「なんかめんどうだし夕方から奈良で仕事だから京都の事務所には寄らずに自宅作業ということでゆっくりしておこう」という程度だったのだが、尊敬するK氏は「久しぶりなんで愛媛の嫁さんの実家にいって帰るついでに、B部長が療養されている徳島の息子さんの家に寄ろう」という行動で、K氏がまさにB部長の息子さんの家に着いたときちょうどB部長が奈良の自宅へむけて出棺するところだったという。時間と距離を超えて伝わるなにかというのはあると思う。虫の知らせの「虫」というのがなんなのかは知らないが、もともと人が体に飼っていて遠距離通信を担っていたなにかだと思う。携帯電話のせいでその能力を失った人は多いけどまだ失っていない人はたくさんいるのだと思う。B部長にはお世話になった。面倒見が良くて良くお酒を飲む人だった。みんなのお父さんだった。ご冥福を祈ります。
[ 2008/09/18 13:49 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)